特定の施設にとらわれず、水族館業界全体について議論している記事です。
These articles discuss the entire industry of aquariums, not just a particular institution.
2100年に向けた環境教育
環境教育を「生物多様性を次世代へ受継ぐために行動する人」の育成であるとしたとき、その活動においても活動の提供者においても、いまこの瞬間の全力の体験と、それを展開させ他者と共有することが重要になっていく。
デジタル時代の自然体験
先日、横浜赤レンガ倉庫にて、LightAnimalという映像体験を拝見してきました。非常に意欲的な展示で、さらなる応用の可能性を確信するとともに、デジタル技術の活用は、環境教育の分野においても例外に漏れず、理念・パーパスを常に意識することが大切だと感じました。
自然観
人間は自然環境の一部である。人間と生き物とがいつまでも共存できる自然環境を目指せる社会を実現するためには、日常から感性を研ぎ澄ませ、理性的な対話をもとにした行動が必要である。
私の目指す環境教育活動
「人々に対して問いを投げかけ、対話を生み出すこと、そして彼ら自身を自然や生き物を結び付けるための行動へ結びつけること」が、私の行いたい環境教育です。
4つの役割
水族館の果たすべき、知られざる役割とは、教育、保全、調査研究、娯楽である。その中では、特に教育と保全が重要である。そして、今後は新たな役割も積極的に担う必要が出てくるだろう。* 動物園と水族館の役割は、一般に同等だと考えられています。そのため本記事は、水族館を動物園に読み替えても構いません。